JATO

カリフォルニア州マーチ飛行場GALCITブースターを装着したエルコ エルクーペにより行われた米国で最初のJATOを使用した離陸(1941年8月12日)

JATO(ジャトー)は、Jet-fuel Assisted Take Off(ジェット補助推進離陸)の頭字語で、補助用に追加したジェット推進機(ブースター)の推力を利用して航空機が本来必要な滑走距離よりも短距離で離陸すること、およびそのためのブースターを含む装置のことである。空気吸入型エンジンではない、ロケットエンジンを使用するものを特にRATOと呼び細分類とすることもあるが、この記事ではロケットエンジンを使用するものも含めた広義の意。

イギリス空軍ではRATOG(Rocket-Assisted Take Off Gear)と呼び、アメリカ合衆国においては「ジェイトー」に近い発音をする。


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